この記事では、コリン・モリカワのセッティングについて紹介しています。
「アイアンの名手モリカワは、どんなクラブを使っているんだろう?」
「アイアンを何モデルも混ぜているって本当?」
こんなふうに気になっていませんか?
コリン・モリカワ選手は日系4世のメジャー2勝者で、ツアーでもトップクラスと言われるアイアンショットの精度が最大の武器なんですよね。
そのアイアンは、なんと番手ごとに3つのモデルを組み合わせた特殊な構成になっています。
そこで今回は、公表情報をもとにコリン・モリカワの最新クラブセッティングを、ドライバーからアイアン・ウェッジ・パター・ボールまで種類ごとに解説していきます。
各クラブの特徴やアマチュアが取り入れやすいポイントもまとめているので、ぜひクラブ選びの参考にしてみてくださいね。
特に注目は『テーラーメイド P7MC アイアン』
モリカワ選手が中間番手に使うハーフキャビティで、操作性とやさしさのバランスが絶妙なモデルです。
精度でアイアンを選びたい方は、まずここからチェックしてみてくださいね。
コリン・モリカワのクラブセッティング一覧

ここでは、コリン・モリカワのクラブセッティング全体像について解説します。
まずは全体をざっと把握できるように、公表情報をもとにした一覧表を用意しました。
| クラブ | モデル | ロフト・番手 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi4D | 8度前後 | 立ったロフトで低スピン |
| フェアウェイウッド | テーラーメイド Qi4D | 3W・5W | シャローヘッドで拾いやすい |
| アイアン(長い番手) | テーラーメイド P770 | 4番 | 中空でやさしさを確保 |
| アイアン(中間番手) | テーラーメイド P7MC | 5番・6番 | ハーフキャビティ |
| アイアン(短い番手) | テーラーメイド P7CM | 7番〜PW | マッスルバックで操作性重視 |
| ウェッジ | テーラーメイド MG5 | 50・56・60度 | スピン性能重視 |
| パター | テーラーメイド TPコレクション ソト | – | ブレード型 |
| ボール | テーラーメイド TP5 | – | 5層構造のツアーボール |
14本すべてがテーラーメイドで統一されている一方、アイアンだけは番手ごとに3つのモデルを使い分けるという、非常に緻密な構成になっているのが特徴です。
コリン・モリカワの使用アイアン
ここでは、コリン・モリカワの使用アイアンについて解説します。セッティングの中でもっとも特徴的な部分です。
番手ごとの狙いは以下の通りです。
- 4番:球を上げてグリーンで止めたい→中空のP770
- 5・6番:やさしさと操作性の中間→P7MC
- 7番〜PW:距離と球筋を精密に操りたい→P7CM
テーラーメイド|P7MC アイアン
| 番手 | 5番・6番 |
|---|---|
| ヘッド形状 | 軟鉄鍛造ハーフキャビティ |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| タイプ | 操作性とやさしさの中間 |
- 中間番手に最適なバランス設計
- 市販されておりアマチュアも使える
中間番手に使われているのがテーラーメイドの『P7MC』(5番・6番)です。MCはミュアフィールド・キャビティの略で、わずかにキャビティを持たせたハーフキャビティ形状ですね。
3モデルの中では、アマチュアがもっとも手を出しやすい部類でもあります。
「全番手を同じモデルで揃えなくていい」という発想は、アマチュアにこそ効きますよ。長い番手だけやさしいモデルに変えるだけで、苦手意識は大きく減りますね。
テーラーメイド|P770 アイアン
| 番手 | 4番 |
|---|---|
| ヘッド形状 | 中空構造 |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| タイプ | 長い番手をやさしくする1本 |
- 中空構造で4番でも球が上がる
- 見た目はマッスルバックに近い
いちばん長い4番だけはテーラーメイドの『P770』という中空構造のモデルを使っています。ロングアイアンで球が上がらないという問題を、構造で解決している形ですね。
ユーティリティを入れずアイアンで通すために、4番だけ性格を変えているわけです。
「長い番手だけ中空にする」という組み方は、アマチュアにも非常に実戦的ですよ。5番・6番だけ中空にするだけで、ミスの数が変わります。
テーラーメイド|P7CM アイアン
| 番手 | 7番〜PW |
|---|---|
| ヘッド形状 | 軟鉄鍛造マッスルバック |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| タイプ | 最高レベルの操作性 |
- スコアを作る番手に最高の操作性を
- 球筋と高さを1ヤード単位で作る
短い番手にはテーラーメイドの『P7CM』(7番〜PW)という完全なマッスルバックを使用しています。もっともグリーンを狙う機会が多い番手に、いちばん操作性の高いモデルを充てているんですね。
スコアに直結する番手にこそ、最高の道具を入れるという優先順位が明確に見えます。
アマチュアが真似するなら、逆に「短い番手だけこだわる」という順番が現実的です。7番から下だけ良いアイアンにするのは、費用対効果の高い投資になりますよ。
コリン・モリカワの使用ドライバー・フェアウェイウッド
ここでは、コリン・モリカワの使用ドライバーとフェアウェイウッドについて解説します。
テーラーメイド|Qi4D ドライバー
| ロフト角 | 8度前後 |
|---|---|
| ヘッド体積 | 460cc |
| シャフト | ツアー仕様の重量級 |
| タイプ | 低スピンの最新フラッグシップ |
- フェード系の持ち球に合わせた設定
- 飛距離より方向性を優先
ドライバーはテーラーメイドの『Qi4D』を使用しています。2026年シーズンにドライバーからフェアウェイウッドまで一気に刷新したと報じられていますね。
フェアウェイウッドはシャローヘッド(フェースの高さが低い形状のことです)を選び、地面から拾いやすさを重視しています。
「飛ばすためではなく、次のショットを打ちやすくするためのティーショット」という考え方は、アマチュアにこそ効く発想ですよ。
コリン・モリカワの使用ウェッジ
ここでは、コリン・モリカワの使用ウェッジについて解説します。
テーラーメイド|MG5 ウェッジ
| ロフト角 | 50・56・60度 |
|---|---|
| ソール | ロフトに合わせたグラインド |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| タイプ | スピン性能重視のツアーウェッジ |
- 長年使ったMG4から最新へ更新
- ソールの抜けの良さに定評
ウェッジはテーラーメイドの『MG5』(50・56・60度)を使用しているとされます。長年愛用してきたMG4から最新モデルへ更新した形ですね。
50・56・60度という6度・4度刻みの構成で、100ヤード以内の距離を作っています。
PWのロフトから逆算して等間隔に並べるという組み方は、アマチュアにもそのまま真似できますよ。
コリン・モリカワの使用パター
ここでは、コリン・モリカワの使用パターについて解説します。
テーラーメイド|TPコレクション ソト パター
| タイプ | ブレード |
|---|---|
| ネック | ショートスラント系 |
| 特徴 | 操作性重視のトゥハングバランス |
| 仕様 | ツアーモデル |
- 直進性より操作性を選ぶブレード型
- ストロークに合わせたバランス設定
パターはテーラーメイドの『TPコレクション ソト』を使用しているとされます。直進性の高いマレットではなく、あえてブレード型を選んでいるのが特徴ですね。
ヘッド形状とストロークの相性は、パター選びでいちばん重要な要素です。
まっすぐ引いてまっすぐ出すならマレット、弧を描くならブレードという基準で選ぶと、失敗が減りますよ。
コリン・モリカワの使用ボール
ここでは、コリン・モリカワの使用ボールについて解説します。
テーラーメイド|TP5
| 構造 | 5ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ウレタン |
| 打感 | ソフト |
| 弾道 | 標準 |
- 5層構造でクラブごとに性能を最適化
- アイアンのスピン量を安定させる
ボールはテーラーメイドの『TP5』を使用しています。14本すべてがテーラーメイドという、完全統一のセッティングですね。
兄弟モデルのTP5xではなく標準のTP5を選んでいるのは、弾道を高くしすぎないためと考えられます。
アイアンの止まり方を重視する方なら、アマチュアでも十分に試す価値があるボールですよ。
コリン・モリカワのセッティングに関するよくある質問
最後に、コリン・モリカワのクラブセッティングについてよくある質問をまとめました。
- モリカワはなぜアイアンを3モデル混ぜているのですか?
-
番手ごとに求める性能が違うからです。長い4番は球を上げたいので中空のP770、中間の5・6番はバランス重視でP7MC、短い7番〜PWは操作性最優先でP7CM。同じモデルで揃えるのは見た目の統一のためであって、性能上の必然性はないという考え方ですね。これを「コンボセット」と呼びます。
- アマチュアもコンボセットを組めますか?
-
組めますし、むしろアマチュアのほうが効果は大きいです。長い番手だけ中空やキャビティのやさしいモデルに変え、短い番手は打感重視にするという組み方が定番。同じシリーズ内でモデルを混ぜられるメーカーも多いので、購入時にショップへ相談してみてください。重量とライ角を揃えるのが条件ですよ。
- モリカワのドライバーは何ですか?
-
テーラーメイドの『Qi4D』を使用しています。2026年シーズンにドライバーからフェアウェイウッドまで最新シリーズへ刷新したと報じられました。ロフトは8度前後で、フェード系の持ち球に合わせた低スピン設定。飛距離よりも曲がり幅を計算できることを優先しているのが特徴ですよ。
- モリカワのセッティングで真似しやすいのはどこですか?
-
アイアンのコンボセットという発想です。全番手を同じモデルで揃える必要はないと知るだけで、クラブ選びの自由度が大きく広がります。長い番手だけやさしいモデルにするのは、いちばん費用対効果の高い改善。またウェッジを等間隔で並べる組み方も、そのまま応用できますよ。
まとめ
今回は、コリン・モリカワのクラブセッティングを種類ごとに解説しました。
モリカワ選手のセッティングのポイントは、以下の3つに集約されます。
- アイアンは番手ごとに3モデルを使い分けるコンボセット
- スコアを作る短い番手に最高の操作性を配置
- ティーショットは飛距離より曲がり幅の計算を優先
見た目の統一ではなく、番手ごとの役割から逆算して道具を選ぶのが、アイアンの名手らしい考え方ですね。
特に中間番手の『テーラーメイド P7MC』は、アマチュアにも手が届く現実的な選択肢です。
スペックをそのまま真似るのは難しくても、クラブの選び方や構成には、アマチュアが自分のセッティングを見直すヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたのクラブ選びの参考にしてみてくださいね。








