この記事では、マキロイのセッティングについて紹介しています。
「グランドスラムを達成したマキロイは、どんなクラブを使っているんだろう?」
「あの世界屈指の飛距離を生むギアを知りたい」
こんなふうに思っていませんか?
ロリー・マキロイ選手は生涯グランドスラムを達成した歴史的なプレーヤーですが、道具に関しては「疑いようのない性能向上が数値で確認できたときだけ替える」という極めて慎重な姿勢で知られているんですよね。
アイアンには自分専用のプロトタイプまで用意されています。
そこで今回は、公表情報をもとにマキロイの最新クラブセッティングを、ドライバーからアイアン・ウェッジ・パター・ボールまで種類ごとに解説していきます。
各クラブの特徴やアマチュアが取り入れやすいポイントもまとめているので、ぜひクラブ選びの参考にしてみてくださいね。
特に注目は『テーラーメイド P760 アイアン』
いちばん長い4番だけに使っている中空構造のアイアンで、球が上がりやすいのが最大の武器です。
ロングアイアンが苦手な方には大きなヒントになるので、チェックしてみてくださいね。
マキロイのクラブセッティング一覧

ここでは、マキロイのクラブセッティング全体像について解説します。
まずは全体をざっと把握できるように、公表情報をもとにした一覧表を用意しました。
| クラブ | モデル | ロフト・番手 | シャフト |
|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi4D | 9度 | ツアー仕様 |
| フェアウェイウッド(3W) | テーラーメイド Qi10 | 15度 | ツアー仕様 |
| フェアウェイウッド(5W) | テーラーメイド Qi4D | 18度 | ツアー仕様 |
| アイアン(4番) | テーラーメイド P760 | 4番 | プロジェクトX 7.0 |
| アイアン(5番〜9番) | テーラーメイド RORS プロト | 5番〜9番 | プロジェクトX 7.0 |
| ウェッジ | テーラーメイド MG5 | 46・50・54・61度 | プロジェクトX 6.5 |
| パター | テーラーメイド スパイダー ツアー | – | – |
| ボール | テーラーメイド TP5x | – | – |
14本すべてがテーラーメイドで統一されつつ、アイアンは4番だけ市販モデル、5番以降は本人専用プロトタイプという緻密な構成になっているのが特徴です。
マキロイの使用ドライバー
ここでは、マキロイの使用ドライバーについて解説します。
テーラーメイド|Qi4D ドライバー
| ロフト角 | 9度 |
|---|---|
| ヘッド体積 | 460cc |
| シャフト | ツアー仕様の重量級 |
| タイプ | 最新フラッグシップ |
- 数値で性能向上を確認してから変更
- 9度で強い弾道を作る
マキロイ選手が使用するドライバーは、テーラーメイドの『Qi4D』(9度)です。最新のフラッグシップにスイッチしたと報じられていますね。
9度という立ったロフトは、ヘッドスピードが速くスピン量が多くなりがちな選手の定番設定です。
「モデルチェンジしたから買い替える」という発想を、いちばん明確に否定している選手ですね。
マキロイの使用フェアウェイウッド
ここでは、マキロイの使用フェアウェイウッドについて解説します。
マキロイ選手は3番ウッドだけ1世代前のモデルを使い続け、5番ウッドは最新にするという世代混在の構成を採っています。
テーラーメイド|Qi10 フェアウェイウッド
| 番手 | 3W |
|---|---|
| ロフト角 | 15度 |
| シャフト | ツアー仕様 |
| タイプ | 1世代前を継続使用 |
- ドライバーを替えても3Wは据え置き
- 合っているものは替えない姿勢
3番ウッドにはテーラーメイドの『Qi10』(15度)を使用しているとされます。ドライバーを最新に替えても、3Wは1世代前のまま残していますね。
3Wはティーショットでも使う重要な1本なので、安易に替えたくないという事情もあります。
アマチュアも「全部同じ世代で揃える」必要はまったくありませんね。
テーラーメイド|Qi4D フェアウェイウッド
| 番手 | 5W |
|---|---|
| ロフト角 | 18度 |
| シャフト | ツアー仕様 |
| タイプ | 最新モデルを採用 |
- 18度で長い距離をカバー
- UTを入れず4番アイアンへつなぐ
5番ウッドにはテーラーメイドの『Qi4D』(18度)を使用しているとされます。こちらは最新モデルを採用していますね。
ユーティリティは入れず、18度の5Wから4番アイアンへ直接つないでいます。
ロングアイアンを打ちこなせる選手だからこそ成立する構成ですね。アマチュアはここにUTを入れるほうが実戦的ですよ。
マキロイの使用アイアン
ここでは、マキロイの使用アイアンについて解説します。セッティングでもっとも特徴的な部分です。
テーラーメイド|P760 アイアン
| 番手 | 4番 |
|---|---|
| ヘッド形状 | 中空構造 |
| シャフト | プロジェクトX 7.0 |
| タイプ | 長い番手をやさしくする1本 |
- 中空構造で4番でも球が上がる
- 市販モデルなので入手できる
いちばん長い4番だけはテーラーメイドの『P760』を使用しているとされます。中空構造で球が上がりやすいモデルですね。
市販されているモデルなので、アマチュアでも手に入れられるのが嬉しいところです。
「長い番手だけ中空にする」という組み方は、アマチュアにこそ効果が大きいですよ。
テーラーメイド|RORS プロト アイアン
| 番手 | 5番〜9番 |
|---|---|
| ヘッド形状 | 軟鉄鍛造キャビティ |
| シャフト | プロジェクトX 7.0 |
| タイプ | 本人専用プロトタイプ |
- 本人の名を冠した専用設計
- プロジェクトX 7.0という超硬シャフト
5番から9番まではテーラーメイドの『RORS プロト』を使用しているとされます。RORSはマキロイ選手の愛称からきた、本人専用のプロトタイプですね。
シャフトはプロジェクトXの7.0という、市販の最も硬い部類をさらに超える仕様です。
アマチュアが真似するなら、P760を長い番手に入れるという発想だけを持ち帰りましょうね。
マキロイの使用ウェッジ
ここでは、マキロイの使用ウェッジについて解説します。4本という本数と、61度という珍しいロフトが特徴です。
テーラーメイド|MG5 ウェッジ
| ロフト角 | 46・50・54・61度 |
|---|---|
| ソール | ロフトに合わせたグラインド |
| シャフト | プロジェクトX 6.5 |
| タイプ | スピン性能重視のツアーウェッジ |
- ウェッジを4本入れる構成
- 61度という1度刻みのこだわり
ウェッジはテーラーメイドの『MG5』(46・50・54・61度)を4本使用しているとされます。アイアンが9番までなので、46度がピッチングウェッジの役割ですね。
46・50・54度と4度刻みで並べ、そこから61度へ飛ばす構成になっています。
ウェッジ4本という配分は、スコアがグリーン周りで決まるという判断の表れですね。
マキロイの使用パター
ここでは、マキロイの使用パターについて解説します。
テーラーメイド|スパイダー ツアー パター
| タイプ | マレット |
|---|---|
| ネック | ショートスラント系 |
| 特徴 | 非常に高い直進性 |
| 仕様 | ツアーモデル |
- ツアーで実績豊富なマレット
- 市販モデルも手に入りやすい
パターはテーラーメイドの『スパイダー ツアー』系を使用しているとされます。クラブと同ブランドで揃えていますね。
マキロイ選手はパターに関しては試行錯誤を続けてきた経緯もあります。
世界一の選手でもパターは迷うというのは、少し安心できる事実かもしれませんね。
マキロイの使用ボール
ここでは、マキロイの使用ボールについて解説します。
テーラーメイド|TP5x
| 構造 | 5ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ウレタン |
| 打感 | しっかりめ |
| 弾道 | 高弾道 |
- 5層構造で強い弾道を作る
- ハードヒッター向けの高弾道モデル
ボールはテーラーメイドの『TP5x』を使用しています。標準のTP5ではなく、高弾道版のxを選んでいますね。
打感はしっかりめなので、柔らかさを求める方には向きません。
ヘッドスピードが45m/s以上ある方なら、TP5xは試す価値がありますよ。
マキロイのセッティングに関するよくある質問
最後に、マキロイのクラブセッティングについてよくある質問をまとめました。
- マキロイのアイアンは買えますか?
-
4番の『P760』は市販されているので入手できます。5番から9番の『RORS プロト』は本人専用のプロトタイプで、一般での購入はできません。ただし「長い番手だけ中空にする」という考え方は市販モデルでそのまま再現できるので、P760を1本入れるだけでも効果を感じられますよ。
- なぜ3番ウッドだけ1世代前なのですか?
-
数値で明確な差が確認できなかったからです。マキロイ選手は新製品が出ても、弾道測定で疑いようのない性能向上がある場合しか替えません。番手ごとに独立して評価しているため、ドライバーと5Wは最新、3Wは据え置きという世代混在が起きるのです。合理的な判断ですね。
- 61度のウェッジは何のために入れているのですか?
-
60度より1度だけ寝かせることで、球の高さと止まり方を微調整するためです。1度の違いで打ち出し角とスピン量が変わり、グリーン上での止まり方も変化します。ここまで細かく詰めるのはトッププロならでは。アマチュアは58度か60度の標準的な選択で十分ですよ。
- マキロイのセッティングで真似しやすいのはどこですか?
-
4番アイアンを中空モデルにするという発想です。世界屈指の飛距離を持つ選手でもロングアイアンはやさしくしているので、アマチュアが背伸びする必要はありません。また「数値で差が出るまで替えない」という道具との向き合い方も、無駄な買い替えを減らすうえで参考になりますよ。
まとめ
今回は、マキロイのクラブセッティングを種類ごとに解説しました。
マキロイ選手のセッティングのポイントは、以下の3つに集約されます。
- 数値で差が確認できるまで道具を替えない
- 4番だけ中空、5番以降は専用プロトのコンボ
- ウェッジ4本で1度単位まで詰める
最新モデルを追いかけるのではなく、数値で納得できたものだけを入れるのがマキロイらしい道具との向き合い方ですね。
特にアイアンの『テーラーメイド P760』は、ロングアイアンが苦手な方に効く1本です。
スペックをそのまま真似るのは難しくても、クラブの選び方や構成には、アマチュアが自分のセッティングを見直すヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたのクラブ選びの参考にしてみてくださいね。









