この記事では、タイガーウッズのセッティングについて紹介しています。
「史上最高のゴルファーは、どんなクラブを使っているんだろう?」
「あの球を操るショットを支えているギアを知りたい」
こんなふうに思っていませんか?
タイガー・ウッズ選手はメジャー15勝を挙げた歴史的なプレーヤーですが、ギアに関しては「最新だから使う」のではなく、納得できるまで試打を重ねてから決める徹底したこだわり派なんですよね。
シャフト1本を決めるのに何百本も試すと言われるほどです。
そこで今回は、公表情報をもとにタイガーウッズの最新クラブセッティングを、ドライバーからアイアン・ウェッジ・パター・ボールまで種類ごとに解説していきます。
各クラブの特徴やアマチュアが取り入れやすいポイントもまとめているので、ぜひクラブ選びの参考にしてみてくださいね。
特に注目は『スコッティキャメロン ニューポート2 GSS パター』
2002年から20年以上使い続けている相棒で、メジャー優勝のほとんどをこの1本で手にしています。
道具を替えない強さという意味でも、まずここからチェックしてみてくださいね。
タイガーウッズのクラブセッティング一覧

ここでは、タイガーウッズのクラブセッティング全体像について解説します。
まずは全体をざっと把握できるように、公表情報をもとにした一覧表を用意しました。
| クラブ | モデル | ロフト・番手 | シャフト |
|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi35 LS | 9度 | グラファイトデザイン ツアーAD VF |
| フェアウェイウッド | テーラーメイド Qi10 ツアー | 15度(3W)・19度(5W) | 三菱ケミカル ディアマナ D+ |
| ユーティリティ | テーラーメイド P・UDI | 2番相当 | グラファイトデザイン ツアーAD |
| アイアン | テーラーメイド P7TW | 3番〜PW | ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100 |
| ウェッジ | テーラーメイド MG4 | 56・60度 | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| パター | スコッティキャメロン ニューポート2 GSS | – | – |
| ボール | ブリヂストン ツアーB X | – | – |
クラブはテーラーメイドで統一しつつ、パターとボールだけは長年信頼してきたブランドを使い続けるという構成になっているのが特徴です。
タイガーウッズの使用ドライバー
ここでは、タイガーウッズの使用ドライバーについて解説します。
テーラーメイド|Qi35 LS ドライバー
| ロフト角 | 9度 |
|---|---|
| ヘッド体積 | 460cc |
| シャフト | グラファイトデザイン ツアーAD VF |
| タイプ | 低スピン・操作系ツアーモデル |
- 低スピンで球を操れるツアー仕様
- 10年以上使ったシャフトを近年変更
タイガー選手が使用するドライバーは、テーラーメイドの『Qi35 LS』(9度)です。LSは低スピン仕様を意味し、球を意図的に曲げられる操作性の高さが持ち味のツアーモデルですね。
注目すべきはシャフトで、長年愛用してきた三菱ケミカルのディアマナD+から、グラファイトデザインのツアーAD VFへ切り替えたと報じられています。
10年以上使い続けたシャフトを変えるのは、タイガー選手にとって相当な決断だったはずです。低弾道・低スピンという方向性は変わらず、最新ヘッドの特性に合わせた調整だと考えられますね。
アマチュアには9度のLSモデルは扱いにくいですが、「ヘッドを替えたらシャフトも見直す」という発想は参考になりますよ。
タイガーウッズの使用フェアウェイウッド・ユーティリティ
ここでは、タイガーウッズの使用フェアウェイウッドとユーティリティ事情について解説します。
タイガー選手はユーティリティに「打ちやすい」ウッド型ではなく、アイアン型のドライビングアイアンを選ぶという、操作性重視の構成を長年続けています。
テーラーメイド|Qi10 ツアー フェアウェイウッド
| 番手 | 3W・5W |
|---|---|
| ロフト角 | 15度・19度 |
| シャフト | 三菱ケミカル ディアマナ D+ |
| タイプ | 低スピンのツアーFW |
- ティーショットでも使える強い弾道
- ドライバーとは別系統のシャフトを選択
フェアウェイウッドにはテーラーメイドの『Qi10 ツアー』(15度・19度)を使用しているとされます。ツアーモデルらしく低スピンで、風の中でも押し返されない強い弾道が持ち味です。
3Wはティーショットでドライバーの代わりとしても使われ、狭いホールでの選択肢になっています。
「ドライバーが曲がる日は3Wで刻む」という考え方は、アマチュアにもそのまま使える戦略ですよ。
テーラーメイド|P・UDI ユーティリティ
| 番手 | 2番相当 |
|---|---|
| ロフト角 | 17〜18度前後 |
| シャフト | グラファイトデザイン ツアーAD |
| タイプ | アイアン型ドライビングUT |
- ウッド型ではなくアイアン型を選択
- 低い球で風を切り裂くための1本
ユーティリティにはテーラーメイドの『P・UDI』(2番相当)というアイアン型モデルを入れているとされます。中空構造で飛距離は出ますが、見た目も打ち方もアイアンに近いクラブです。
ただし、これはヘッドスピードがあり、なおかつダウンブローに打てる選手だからこそ使える1本です。
アマチュアが同じ番手を埋めるなら、素直にウッド型のUTを選ぶほうが結果は出ますよ。真似するべきは「風の強いコースでは低い球を用意する」という発想のほうですね。
タイガーウッズの使用アイアン
ここでは、タイガーウッズの使用アイアンについて解説します。彼の名を冠した専用モデルという、非常に珍しい存在です。
テーラーメイド|P7TW アイアン
| 番手 | 3番〜PW |
|---|---|
| ヘッド形状 | 軟鉄鍛造マッスルバック |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100 |
| タイプ | 最上級の操作性重視モデル |
- 本人の要求だけで作られた専用設計
- 市販もされている珍しいシグネチャーモデル
アイアンはテーラーメイドの『P7TW』(3番〜PW)です。TWはタイガー・ウッズのイニシャルで、本人の要求だけをもとに設計された専用モデルが、そのまま市販されているという珍しい例ですね。
シャフトはダイナミックゴールドのツアーイシューX100。130g前後の重量級スチールで、ヘッドスピードのある選手が振り遅れずに叩ける仕様です。
アマチュアが同じスペックを扱うのは現実的ではありませんが、「フィードバックの多いアイアンを使うと上達が早い」という考え方は参考になりますよ。
タイガーウッズの使用ウェッジ
ここでは、タイガーウッズの使用ウェッジについて解説します。
テーラーメイド|MG4 ウェッジ
| ロフト角 | 56・60度 |
|---|---|
| ソール | 本人仕様のカスタムグラインド |
| シャフト | ダイナミックゴールド ツアーイシュー |
| タイプ | スピン性能重視のツアーウェッジ |
- ソールを本人仕様に削り込んだカスタム
- 56度と60度の2本構成で寄せを作る
ウェッジはテーラーメイドの『MG4』(56度・60度)を使用しているとされます。ソールは本人の要求に合わせて削り込まれたカスタムグラインドで、市販品とは形状が異なります。
56度と60度という2本構成は、ピッチングウェッジからの流れを考えたシンプルな組み方です。
本数を増やすより、少ない本数を使い込んで打ち分けるという発想は、アマチュアにも十分参考になりますよ。
タイガーウッズの使用パター
ここでは、タイガーウッズの使用パターについて解説します。セッティングの中で最も象徴的な1本です。
スコッティキャメロン|ニューポート2 GSS パター
| タイプ | ピン型ブレード |
|---|---|
| ネック | プラムバーネック |
| 素材 | GSS(ジャーマンステンレス) |
| 使用歴 | 2002年から20年以上 |
- 20年以上替えていない唯一のクラブ
- メジャー優勝のほとんどをこの1本で
パターはスコッティキャメロンの『ニューポート2 GSS』です。2002年から使い続けており、メジャー優勝のほとんどをこの1本で手にしています。
形状はごく標準的なピン型ブレードで、直進性を高めた最新のマレット型とはまったく逆の方向性です。
「合うパターを見つけたら替えない」というのが、タイガー選手が20年以上示してきた答えですね。パターを頻繁に買い替えている方には、いちばん響く事実かもしれません。
タイガーウッズの使用ボール
ここでは、タイガーウッズの使用ボールについて解説します。
ブリヂストン|ツアーB X
| 構造 | 3ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ウレタン |
| 打感 | しっかりめ |
| 弾道 | 強弾道・高スピン系 |
- 本人と共同開発した経緯を持つボール
- スピン量のコントロール性を最重視
ボールはブリヂストンの『ツアーB X』を使用しています。クラブはテーラーメイドで統一していますが、ボールだけは別ブランドと契約しているという構成ですね。
ボール選びに関しては、本人の要望を反映した開発が行われてきた経緯もあります。
ヘッドスピードがあってスピンをコントロールしたい方なら、アマチュアでも十分に試す価値があるボールですよ。
タイガーウッズのセッティングに関するよくある質問
最後に、タイガーウッズのクラブセッティングについてよくある質問をまとめました。
- タイガーウッズのアイアンは何を使っていますか?
-
テーラーメイドの『P7TW』(3番〜PW)を使用しています。TWは本人のイニシャルで、彼の要求だけをもとに設計されたシグネチャーモデルです。完全なマッスルバック形状で、シャフトはダイナミックゴールドのツアーイシューX100。市販もされているので、腕に自信のある方は手にできますよ。
- タイガーウッズのパターは何年使っていますか?
-
スコッティキャメロンの『ニューポート2 GSS』を2002年から20年以上使い続けています。14本の中で唯一、ほとんど替えていないクラブです。メジャー優勝のほとんどをこの1本で手にしており、「合うパターを見つけたら替えない」という姿勢を体現していますね。
- タイガーウッズのドライバーシャフトは変わりましたか?
-
はい、長年愛用した三菱ケミカルのディアマナD+から、グラファイトデザインのツアーAD VFへ切り替えたと報じられています。10年以上使ったシャフトを替えるのは大きな決断で、最新ヘッドの特性に合わせた調整と考えられます。低弾道・低スピンという方向性そのものは変わっていませんよ。
- タイガーウッズのセッティングをアマチュアが真似できますか?
-
スペックをそのまま真似るのはおすすめしません。9度のLSドライバー、マッスルバックアイアン、X100シャフトはいずれも高いヘッドスピードが前提です。参考にすべきは考え方のほうで、「ヘッドを替えたらシャフトも見直す」「ウェッジは本数より使い込み」「合うパターは替えない」といった発想は誰にでも応用できますよ。
まとめ
今回は、タイガーウッズのクラブセッティングを種類ごとに解説しました。
タイガー選手のセッティングのポイントは、以下の3つに集約されます。
- やさしさより操作性を優先した徹底したツアー仕様
- ヘッドを替えるときはシャフトも必ず見直す
- パターとボールは20年替えない信頼の道具
最新モデルを追いかけるのではなく、納得できるまで試してから決め、決めたら使い込むのがタイガーウッズらしい道具との向き合い方ですね。
特にパターの『スコッティキャメロン ニューポート2 GSS』は、20年以上替えていない象徴的な1本です。
スペックをそのまま真似るのは難しくても、道具との付き合い方には、アマチュアが自分のセッティングを見直すヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたのクラブ選びの参考にしてみてくださいね。







