この記事では、シェフラーのセッティングについて紹介しています。
「世界ランク1位のシェフラーは、どんなクラブを使っているんだろう?」
「タイガーのアイアンを使っているって本当?」
こんなふうに気になっていませんか?
スコッティ・シェフラー選手は世界ランキング1位を長く維持してきたプレーヤーですが、そのバッグにはタイガー・ウッズのシグネチャーモデルと、数世代前のウェッジが同居しているんですよね。
7番ウッドを入れているのも、男子ツアーでは珍しい構成です。
そこで今回は、公表情報をもとにシェフラーの最新クラブセッティングを、ドライバーからアイアン・ウェッジ・パターまで種類ごとに解説していきます。
各クラブの特徴やアマチュアが取り入れやすいポイントもまとめているので、ぜひクラブ選びの参考にしてみてくださいね。
特に注目は『テーラーメイド P7TW アイアン』
タイガー・ウッズのために設計されたモデルを、世界1位がそのまま使っているという珍しい例です。
市販もされているので、まずここからチェックしてみてくださいね。
シェフラーのクラブセッティング一覧

ここでは、シェフラーのクラブセッティング全体像について解説します。
まずは全体をざっと把握できるように、公表情報をもとにした一覧表を用意しました。
| クラブ | モデル | ロフト・番手 | シャフト |
|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi10 | 8度 | フジクラ ベンタス ブラック 7X |
| フェアウェイウッド(3W) | テーラーメイド Qi10 | 15度 | ツアー仕様 |
| フェアウェイウッド(7W) | テーラーメイド Qi35 | 21度 | ツアー仕様 |
| ユーティリティ | スリクソン Z U85 | アイアン型 | ツアー仕様 |
| アイアン | テーラーメイド P7TW | 5番〜PW | ツアー仕様のスチール |
| ウェッジ(50・56度) | タイトリスト ボーケイ SM8 | 50・56度 | ツアー仕様のスチール |
| ウェッジ(60度) | タイトリスト ボーケイ SM10 | 60度 | ツアー仕様のスチール |
| パター | テーラーメイド スパイダー ツアーX | – | – |
テーラーメイドを軸にしつつ、ユーティリティとウェッジは他社、しかもウェッジは世代を混在させるという実利優先の構成になっているのが特徴です。
シェフラーの使用ドライバー
ここでは、シェフラーの使用ドライバーについて解説します。
テーラーメイド|Qi10 ドライバー
| ロフト角 | 8度 |
|---|---|
| ヘッド体積 | 460cc |
| シャフト | フジクラ ベンタス ブラック 7X |
| タイプ | 直進性の高い標準モデル |
- 8度という極端に立ったロフト
- LSではなく標準モデルを選択
シェフラー選手が使用するドライバーは、テーラーメイドの『Qi10』(8度)です。最新モデルではなく、実績のある世代を継続使用していると報じられていますね。
シャフトはベンタス ブラックの7X。市販の最も硬い部類にあたる仕様です。
世界1位でも「やさしいヘッド」を選ぶというのは、覚えておく価値がある事実ですね。
シェフラーの使用フェアウェイウッド・ユーティリティ
ここでは、シェフラーの使用フェアウェイウッドとユーティリティ事情について解説します。
ここが彼のセッティングでもっとも特徴的な部分で、男子ツアーでは珍しい7番ウッドと、アイアン型ユーティリティを併用しています。
テーラーメイド|Qi10 フェアウェイウッド
| 番手 | 3W |
|---|---|
| ロフト角 | 15度 |
| シャフト | ツアー仕様 |
| タイプ | 低スピンのツアーFW |
- ドライバーと同シリーズで統一
- ティーショットでも使える強い弾道
3番ウッドにはテーラーメイドの『Qi10』(15度)を使用しているとされます。ドライバーと同シリーズで揃えていますね。
3Wはティーショットでドライバーの代わりとしても使われます。
ドライバーとFWのシリーズを揃えるのは、アマチュアにもすぐ真似できる工夫ですね。
テーラーメイド|Qi35 フェアウェイウッド
| 番手 | 7W |
|---|---|
| ロフト角 | 21度 |
| シャフト | ツアー仕様 |
| タイプ | 球が上がるショートウッド |
- 男子ツアーでは珍しい7番ウッド
- 高い球でグリーンを上から狙う
7番ウッドにはテーラーメイドの『Qi35』(21度)を使用しているとされます。男子ツアーで7Wを入れる選手は、決して多くありません。
3Wとの間が空きますが、そこはアイアン型UTで埋める構成です。
世界1位が7番ウッドを入れているという事実は、アマチュアの背中を押してくれますね。
スリクソン|Z U85 ユーティリティ
| 番手 | ロングアイアン相当 |
|---|---|
| ヘッド形状 | アイアン型(中空) |
| シャフト | ツアー仕様 |
| タイプ | 低い球で風に強い |
- 契約外ブランドから1本だけ採用
- 7Wとは真逆の低い弾道
ユーティリティにはスリクソンの『Z U85』を使用しているとされます。テーラーメイドで統一している中で、ここだけ他社という判断ですね。
コースの条件に応じて、7Wかアイアン型UTのどちらかを抜くこともあります。
「高い球用」と「低い球用」を両方用意しておくという発想は、上級者ほど効きますね。
シェフラーの使用アイアン
ここでは、シェフラーの使用アイアンについて解説します。セッティングでもっとも話題になる部分です。
テーラーメイド|P7TW アイアン
| 番手 | 5番〜PW |
|---|---|
| ヘッド形状 | 軟鉄鍛造マッスルバック |
| シャフト | ツアー仕様のスチール |
| タイプ | タイガーのシグネチャーモデル |
- タイガーのために設計されたモデル
- 市販されているので入手できる
アイアンはテーラーメイドの『P7TW』(5番〜PW)を使用しているとされます。TWはタイガー・ウッズのイニシャルで、本人の要求だけをもとに設計されたモデルですね。
形状は完全なマッスルバックで、やさしさへの配慮はほぼありません。
市販されているので手に入りますが、アマチュアには相当に難しい部類ですね。腕に自信のある方向けです。
シェフラーの使用ウェッジ
ここでは、シェフラーの使用ウェッジについて解説します。世代を混在させているのが特徴です。
タイトリスト|ボーケイ SM8 ウェッジ
| ロフト角 | 50・56度 |
|---|---|
| ソール | ロフトに合わせたグラインド |
| シャフト | ツアー仕様のスチール |
| タイプ | 数世代前のツアーウェッジ |
- 数世代前のモデルを使い続ける
- 中古なら安く手に入る
50度と56度にはタイトリストの『ボーケイ SM8』を使用しているとされます。すでに数世代前のモデルですね。
SM8は中古なら非常に安く手に入るので、アマチュアにはコスパの高い選択肢です。
「最新でなければ勝てない」というのは、完全な思い込みですね。
タイトリスト|ボーケイ SM10 ウェッジ
| ロフト角 | 60度 |
|---|---|
| ソール | 特注のウェッジワークス仕様 |
| シャフト | ツアー仕様のスチール |
| タイプ | ロブ用の高ロフト |
- 60度だけ最新かつ特注仕様
- ソールを削り込んだカスタム
60度だけはタイトリストの『ボーケイ SM10』ウェッジワークス仕様を使用しているとされます。50度・56度とは世代が違いますね。
50度と56度は古い世代、60度だけ最新の特注という使い分けが徹底しています。
番手ごとに独立して判断するというのが、トッププロに共通する姿勢ですね。
シェフラーの使用パター
ここでは、シェフラーの使用パターについて解説します。
テーラーメイド|スパイダー ツアーX パター
| タイプ | マレット |
|---|---|
| ネック | ショートスラント系 |
| 特徴 | 非常に高い直進性 |
| 仕様 | ツアーモデル |
- パッティング改善のために投入
- 市販モデルも手に入りやすい
パターはテーラーメイドの『スパイダー ツアーX』を使用しているとされます。クラブと同ブランドで揃えていますね。
スパイダーシリーズは世界のツアーでの使用実績が非常に多いモデルです。
市販モデルも手に入りやすいので、アマチュアがいちばん真似しやすい部分ですよ。
シェフラーのセッティングに関するよくある質問
最後に、シェフラーのクラブセッティングについてよくある質問をまとめました。
- シェフラーはなぜタイガーのアイアンを使っているのですか?
-
単純に完成度が高いからです。『P7TW』はタイガー・ウッズの要求だけをもとに設計されたシグネチャーモデルですが、他人のために作られたクラブを世界1位がそのまま使うというのは、それだけ普遍的な良さがある証拠。市販もされているので、腕に自信のある方は手にできますよ。
- なぜ7番ウッドを入れているのですか?
-
高い球でグリーンを上から狙うためです。同じ21度でも、7番ウッドはユーティリティより重心が低く深いため球が上がります。硬いグリーンに落として止めるにはこの高さが必要。男子ツアーでは珍しい選択ですが、世界1位が入れているという事実は説得力がありますね。
- なぜウェッジの世代がバラバラなのですか?
-
番手ごとに独立して判断しているためです。50度と56度は数世代前のSM8で「合っているから替えない」、60度はもっとも繊細な番手なので最新の特注仕様。ウェッジの進化は年々小さくなっているので、古い世代を使い続けるのは十分に合理的な判断ですよ。
- シェフラーのセッティングで真似しやすいのはどこですか?
-
7番ウッドを1本入れることです。球が上がらずグリーンで止まらない方には即効性があります。また中古のSM8ウェッジは安く手に入るのに世界1位が使う実力があるので、コスパの面でも優秀。パターのスパイダーも市販モデルがそのまま手に入りますよ。
まとめ
今回は、シェフラーのクラブセッティングを種類ごとに解説しました。
シェフラー選手のセッティングのポイントは、以下の3つに集約されます。
- 他人のシグネチャーモデルでも良ければ使う
- 7番ウッドとアイアン型UTで高低を打ち分ける
- ウェッジは番手ごとに世代を独立して判断
ブランドや世代にこだわらず、1本ずつ「いま合っているか」だけで判断するのがシェフラーらしい考え方ですね。
特に7番ウッドの『テーラーメイド Qi35 フェアウェイウッド』は、球が上がらない方に効く1本です。
スペックをそのまま真似るのは難しくても、クラブの選び方や構成には、アマチュアが自分のセッティングを見直すヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたのクラブ選びの参考にしてみてくださいね。








