この記事では、変わったパターについて書いています。
「同伴者が使ってた変な形のパター、あれ何なんだろう?」
「見た目がふざけてるけど、実は性能がいいのかな?」
こんなふうに思っていませんか?
ゴルフクラブの中で、パターだけが異様に形の自由度が高いんですよね。
ドライバーやアイアンはどのメーカーも似た形なのに、パターは毎年おかしな形のものが出てきます。
そこで今回は、変わったパターのおすすめ8選と、その形になった理由をご紹介していきます。
なぜパターだけ形が自由なのかという話やよくある質問も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
L.A.B. Golf
ラブゴルフ パター
この記事で最も奇抜な見た目ですが、ヘッドの重心とシャフトの軸を揃えることでそもそもねじれが発生しない、という明確な理論があります。
ツアーでも使用者が増えている本物なので、見た目で敬遠せずまずチェックしてみてくださいね。
なぜパターだけ形が自由なのか

ここでは、パターの形状が自由な理由について解説します。
変わったパターの話をする前に、なぜそんなものが存在できるのかを押さえておきましょう。
つまり変わった形のパターは、ふざけているのではなく規則の範囲で性能を追求した結果です。
見た目が奇抜なほど、解決しようとしている問題がはっきりしているとも言えますね。
変わったパターの選び方
ここでは、変わったパターを選ぶときのポイントについて解説します。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- その形が何を解決しているか
- 自分の悩みと合っているか
- 構えて違和感がないか
ポイントを押さえるだけで、話題性だけで買って後悔することがなくなりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
形が解決している問題で選ぶ
変わったパターには、必ず解決したい問題があります。
代表的な形と狙いは以下の通りです。
- ボール型・線が多い:構えたときの方向の不安を消す
- 極端に大きい:打点のばらつきを許容する
- ネックが長い:手首の動きを抑える
つまり、形から逆算すれば自分に必要かどうかが判断できるんですよね。
逆に「なんとなく面白そう」で買うと、まず使わなくなります。
自分の悩みと合っているかで選ぶ
ここが最も重要で、しかも一番飛ばされがちなポイントです。
悩みと形の対応は以下の通りです。
- 構えると左を向いている気がする:アライメント特化型
- 1メートルを外す:高慣性モーメント型
- 手が動いてしまう:ネックが長い型
自分の3パットの原因がわからないなら、変わったパターに手を出すのはまだ早いです。
構えたときの違和感で選ぶ
性能が良くても、構えて気持ち悪いパターは入りません。
だから変わったパターこそ、絶対に店頭で構えてから買うべきです。
ネットの評判やツアー使用率は、この違和感の有無を教えてくれませんからね。
変わったパターのおすすめ8選

ここからは、変わったパターのおすすめを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
ラブゴルフ|パター
| 変わっている点 | ヘッドが傾いた独特の形 |
|---|---|
| 解決したい問題 | ヘッドのねじれ |
| 慣性モーメント | 非常に高い |
| 構えやすさ | 慣れが必要 |
- ねじれを「抑える」のではなく「発生させない」設計
- ツアーでも使用者が増えている本物
『ラブゴルフ パター』は、この記事で最も奇抜な見た目でありながら、最も理論が明確なパターです。
他のパターが「ねじれに耐える」のに対し、こちらは「ねじれを発生させない」という発想の違いですね。
ツアーで使用者が増えているのが、理論の正しさを裏付けています。
デメリットははっきりしていて、見た目が受け入れられない人には絶対に無理です。
価格も6万円台からと、この記事で最も高い部類に入ります。
■こんな人におすすめ
- 見た目より性能を取れる人
- フェースが開閉して外している人
「形は気にしない」方に、一番おすすめの変わり種です!
オデッセイ|ツーボール
| 変わっている点 | 白い丸が2つ並んでいる |
|---|---|
| 解決したい問題 | アライメントが取れない |
| 慣性モーメント | 高い |
| 構えやすさ | 非常に良い |
- ボール2つ分の線でラインが一目でわかる
- 20年以上売れ続けている名作
『オデッセイ ツーボール』は、ヘッドに白い丸が2つ並んだ、変わったパターの元祖とも言える存在です。
「構えたときに左を向いている気がする」という不安を、視覚的に解決したのが天才的ですね。
20年以上売れ続けているのが、その有効性の証明です。
デメリットは、ラインが見えすぎて逆に迷う人がいることでしょうか。
■こんな人におすすめ
- 構えたときの方向に不安がある人
- 変わったパターの入門として試したい人
変わっているのに定番、という稀有な立ち位置の1本です。
オデッセイ|ジェイルバード
| 変わっている点 | ネックが異様に長い |
|---|---|
| 解決したい問題 | 手首が動いてしまう |
| 慣性モーメント | 高い |
| 構えやすさ | 慣れが必要 |
- 腕に沿わせて構えるアームロック用
- 手首の動きを物理的に封じる
『オデッセイ ジェイルバード』は、ネックが異様に長い、アームロック(腕に沿わせて構える打ち方です)専用のパターです。
ショートパットで手が勝手に動いて外す、という症状に効く数少ない道具ですね。
ツアーでもアームロックを採用する選手がいて、実績も十分です。
デメリットは、打ち方そのものを変える必要があることです。
普通に構えても意味がないので、覚悟が要ります。
■こんな人におすすめ
- ショートパットで手が動いてしまう人
- 打ち方から変える覚悟がある人
イップス気味の方の、最後の砦になり得る1本です。
テーラーメイド|スパイダー GT
| 変わっている点 | クモのような骨格構造 |
|---|---|
| 解決したい問題 | 打点のばらつき |
| 慣性モーメント | 非常に高い |
| 構えやすさ | 良い |
- 骨格だけを残して重量を外周に配分
- 変わった形が定番になった成功例
『テーラーメイド スパイダー GT』は、クモの巣のような骨格構造で、変わった形が定番になった成功例です。
登場時は「なんだこの形は」と言われましたが、今やツアーで最も見かけるパターの1つです。
変わった形が奇抜ではなく合理的だと証明された、良い例ですね。
デメリットは定番になりすぎて、もはや変わったパターではないことでしょうか。
■こんな人におすすめ
- 奇抜さより実績を取りたい人
- 打点がばらつく自覚がある人
変わった形の中では、最も安全な選択肢です。
オデッセイ|アイ ワン
| 変わっている点 | ヘッド上部の大胆な造形 |
|---|---|
| 解決したい問題 | アライメントが取れない |
| 慣性モーメント | 非常に高い |
| 構えやすさ | 非常に良い |
- ツーボールの思想を現代的に再設計
- 構えた瞬間にラインが見える
『オデッセイ アイ ワン』は、ツーボールの「見やすさ」という思想を、現代的に再設計したパターです。
慣性モーメントも高いので、アライメントとミスへの強さを両立しているのが強みですね。
「変わったパターは欲しいけど、あまりに奇抜なのは嫌」という方にちょうどいいバランスです。
デメリットは価格で、4万円台からと高価です。
■こんな人におすすめ
- 構えたときの方向に不安がある人
- 奇抜すぎるのは避けたい人
変わり種と定番の、ちょうど中間にある1本です。
オデッセイ|ダブルワイド
| 変わっている点 | 異様に幅が広いヘッド |
|---|---|
| 解決したい問題 | 打点のばらつき |
| 慣性モーメント | 非常に高い |
| 構えやすさ | 良い |
- 幅を広げて重量を左右に振り分ける
- フェースの向きが狂いにくい
『オデッセイ ダブルワイド』は、ヘッドの幅を極端に広げることで安定性を稼いだパターです。
スパイダーのように骨格を作る複雑さがなく、わかりやすい形で効果を出しているのが好印象です。
価格もこの記事の中では比較的手が届きやすい部類ですね。
デメリットは、ヘッドが大きくて重いので、繊細なタッチは出しにくいことです。
■こんな人におすすめ
- フェースが開閉して外している人
- シンプルな理屈で納得したい人
わかりやすさで選ぶなら、素直におすすめできます。
オデッセイ|トライビーム
| 変わっている点 | 3本の梁が突き出た構造 |
|---|---|
| 解決したい問題 | 打点のばらつきと方向 |
| 慣性モーメント | 非常に高い |
| 構えやすさ | 良い |
- 3本の梁がアライメントと重量配分を兼ねる
- 見た目のインパクトは屈指
『オデッセイ トライビーム』は、3本の梁が後方に突き出た、見た目のインパクトが強いパターです。
1つの構造で2つの問題を解決しているという、設計としての美しさがありますね。
「打点も方向も両方不安」という方には、まとめて効きます。
デメリットは、見た目が主張しすぎて好みが分かれることです。
■こんな人におすすめ
- 打点も方向も両方不安な人
- 見た目のインパクトも欲しい人
ギア好きの心をくすぐる、思想の見える1本です。
ベティナルディ|パター
| 変わっている点 | 蜂の巣模様のフェース |
|---|---|
| 解決したい問題 | 打感と転がりの質 |
| 慣性モーメント | 普通〜高い |
| 構えやすさ | 良い |
- フェースのミーリングが唯一無二
- 形ではなく「面」で変わっている
『ベティナルディ パター』は、ヘッドの形ではなくフェースの「面」で変わっている、異色の存在です。
距離感は数値ではなく感覚で作るものなので、打感からアプローチするのは理にかなっていますね。
使っている人が少ないので、ゴルフ場で被りにくいのも利点です。
デメリットは、打感が独特すぎて好みが完全に分かれることです。
■こんな人におすすめ
- 距離感を打感で作るタイプの人
- 形は普通がいいけど人と違うものが欲しい人
必ず試打してから決めてほしい、クセの強い1本です。
変わったパターは実際に入るのか
ここでは、変わった形が結果につながるのかについて解説します。
正直に書いておくと、答えは「悩みと一致していれば入るし、していなければ普通のパターに劣る」です。
スパイダーが定番になったのは、多くのアマチュアの悩みが「打点のばらつき」で一致していたからです。
逆に言えば、悩みが違えば同じパターが最悪の選択にもなり得ますよね。
まずはフェースにインパクトシールを貼って、自分の打点が散っているかを確認するところから始めてください。
数百円のシールで、数万円の判断ができますよ。
変わったパターに関するよくある質問
最後に、変わったパターについてよくある質問をまとめました。
- 変わったパターは競技で使えますか?
-
市販されているモデルはすべて適合品なので使えます。ゴルフ規則ではドライバーやアイアンの形状に厳しい制限がある一方、パターは例外扱いで形にほとんど制限がありません。だからこそメーカーが自由な発想で作れるんですよ。ただし長尺パターを体に固定して打つ「アンカリング」は禁止されているので、そこだけは注意してください。
- なぜパターだけこんなに形が自由なのですか?
-
ゴルフ規則がパターを例外として扱っているからです。ドライバーはヘッド体積460ccまで、フェースの反発係数にも上限があります。ところがパターは「ボールを転がす道具」で飛距離の不公平が生まれないため、形状の制限がほぼありません。この規則上の自由が、奇抜なデザインを許しているわけですね。
- 変わったパターを使うと恥ずかしくないですか?
-
最初の1ホールだけです。同伴者に「それ何?」と聞かれるのは事実ですが、それはむしろ会話のきっかけになります。それに変わったパターの多くはツアーでプロが使っているモデルなので、詳しい人ほど「わかってるな」という反応になりますよ。3パットを続ける方がよほど恥ずかしいと思います。
- 結局どれを選べばいいですか?
-
- 構えると左を向く気がする:オデッセイ ツーボール / アイ ワン
- 1メートルを外す:スパイダー GT / ダブルワイド
- 手が動いてしまう:オデッセイ ジェイルバード
自分の悩みから逆算するのが唯一の正解です。悩みがわからないまま形で選ぶと、まず使わなくなりますよ。
- 変わったパターは中古で買っても大丈夫ですか?
-
むしろ中古が向いています。パターはヘッドが劣化しないので中古でも性能が落ちませんし、変わったパターは合う・合わないの差が激しいクラブです。新品で6万円出して合わなかったときのダメージは大きいので、まず中古で安く試して、しっくりきたら新品を買うという順番が賢いですね。
まとめ
今回は変わったパターをご紹介しました。
選ぶコツは以下の3つです。
- その形が何を解決しているか
- 自分の悩みと合っているか
- 構えて違和感がないか
変わったパターの奇抜な形は、ふざけているのではなく規則の範囲で性能を追求した結果です。
ただし尖った道具ほど、自分の悩みと一致していないと普通のパターに劣ります。
ぜひ形の理由を読み解いて、自分の3パットに効く1本を見つけてみてくださいね。








