この記事では、パターシャフトのおすすめについて書いています。
「パターのシャフトって、そもそも選べるものなの?」
「交換したら本当にパット数が減るのかな?」
こんなふうに思っていませんか?
ドライバーやアイアンではシャフト選びが当たり前なのに、パターだけは「付いているものを使う」のが常識だったんですよね。
ところがここ数年で交換用シャフトの市場が一気に広がり、選択肢が増えています。
そこで今回は、パターシャフトのおすすめ8選と、素材ごとの違いをご紹介していきます。
交換する価値があるかどうかやよくある質問も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
スタビリティ シャフト
パター用交換シャフトの市場を作ったとも言える存在で、ねじれ剛性の高さでインパクトのブレを抑えてくれます。
ツアーでの使用実績も豊富なので、交換を検討しているならまずチェックしてみてくださいね。
パターシャフトの選び方

それではさっそく、パターシャフトの選び方をご紹介していきます。
シャフト選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- 素材(スチールかカーボンか)
- 自分のパターに装着できるか
- 交換する目的がはっきりしているか
ポイントを押さえるだけで、数万円を無駄にせずに済みますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
素材で選ぶ
パターシャフトの素材は、大きく3つに分かれます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- スチール:標準装着。実質0円。丈夫で打感が硬質
- カーボン:ねじれにくい。3〜5万円と高価
- ハイブリッド:打感と剛性の中間を狙う
正直に書いておくと、スチールが「劣ったシャフト」というわけではありません。
長年これが標準だったのは、パターに求められる性能をきちんと満たしていたからですよね。
装着できるかで選ぶ
これを確認せずに買うと、数万円が無駄になります。
確認すべきポイントは以下の通りです。
- ホーゼル挿し込み式:交換できる
- 溶接式:交換できない
- 特殊ネック:ショップに現物確認が必要
だから通販でシャフトだけ買うのは避けて、必ず現物をショップに見せてからにしてください。
交換するとライ角(クラブを構えたときのシャフトの傾きです)が微妙にずれる可能性もあるので、装着も含めて店で完結させるのが安全です。
交換する目的で選ぶ
ここが最も大事で、しかも一番飛ばされがちなポイントです。
目的の見極め方は以下の通りです。
- 打点が散っている:交換する価値あり
- 距離感が合わない:シャフトでは解決しない
- ラインが読めていない:まったく無関係
確認方法は簡単で、フェースに市販のインパクトシールを貼って10球打つだけです。
数百円のシールで、数万円の判断ができるわけですから、試さない手はありませんよ。
パターシャフトのおすすめ8選

ここからは、パターシャフトのおすすめを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
スタビリティ|シャフト
| タイプ | 交換用シャフト |
|---|---|
| 素材 | カーボン+スチールチップ |
| ねじれにくさ | 非常に高い |
| 打感 | マイルド |
- パター用交換シャフトの市場を作った先駆者
- ツアーでの使用実績が豊富
『スタビリティ シャフト』は、パター用交換シャフトというジャンルそのものを作った先駆者です。
実際に打ち比べると、トウ側に当たったときの転がり方の違いがはっきり出ます。
ツアーでの採用が広がったことで一般にも知られるようになり、今では交換用シャフトの代名詞ですね。
デメリットは価格で、本体3万円台に加えて工賃も必要です。
正直、パター本体が新品で買える金額だということは書いておきます。
■こんな人におすすめ
- 今のパターの形状が気に入っていて替えたくない人
- 打点がばらつく自覚がある人
「ヘッドは変えたくない」方に、一番おすすめの交換用シャフトです!
ラブゴルフ|パター
| タイプ | シャフト込みのパター |
|---|---|
| 素材 | カーボン |
| ねじれにくさ | 非常に高い |
| 打感 | 独特 |
- シャフトとヘッドを一体で設計した思想
- ねじれを構造から排除している
『ラブゴルフ パター』は、「シャフトだけ替える」の逆を行く、ヘッドとシャフトを一体設計したパターです。
交換用シャフトが「ねじれに耐える」のに対し、こちらは「ねじれを発生させない」というアプローチですね。
ツアーでも使用者が増えていて、性能の裏付けは十分です。
デメリットは、見た目が奇抜すぎて構えたときの違和感が大きいことです。
価格も6万円台からと、この記事で最も高い部類に入ります。
■こんな人におすすめ
- 見た目より性能を取れる人
- ねじれを根本から消したい人
必ず試打してから決めてほしい、思想の尖った1本です。
KBS|パターシャフト
| タイプ | 交換用シャフト |
|---|---|
| 素材 | スチール |
| ねじれにくさ | 高い |
| 打感 | 硬質 |
- スチールのまま剛性を上げられる
- カーボンの半額以下
『KBS パターシャフト』は、スチールのまま剛性を高めた、現実的な交換用シャフトです。
価格がカーボンの半額以下(1万円台)なのが、現実的な選択肢として大きいですね。
スチール特有の硬質な打感が好きな方なら、素材を変えずに性能だけ上げられます。
デメリットは、カーボンほどの劇的な変化は感じられないことです。
■こんな人におすすめ
- スチールの打感を残したい人
- カーボンは高すぎると感じる人
価格と性能の落としどころを探すなら、有力な選択肢です。
フジクラ|パターシャフト
| タイプ | 交換用シャフト |
|---|---|
| 素材 | カーボン |
| ねじれにくさ | 高い |
| 打感 | マイルド |
- 日本のシャフトメーカーの技術
- ドライバー用で培った積層技術を応用
『フジクラ パターシャフト』は、ドライバーシャフトで名高い日本メーカーが手がけるカーボンシャフトです。
ドライバーをフジクラで使っている方なら、ブランドの統一感も出せますね。
価格もスタビリティより抑えめで、2万5,000円あたりから選べます。
デメリットは、パター用としては後発でツアー実績が少なめなことでしょうか。
■こんな人におすすめ
- 国産シャフトの安心感が欲しい人
- スタビリティより価格を抑えたい人
カーボンを試したいけど価格を抑えたい方に向いています。
テーラーメイド|スパイダー GT
| タイプ | シャフト込みのパター |
|---|---|
| 素材 | スチール(標準) |
| ねじれにくさ | ヘッド側で対策 |
| 打感 | しっかり |
- シャフトを替えずにヘッドで解決する選択肢
- 同じ予算ならこちらの方が確実
『テーラーメイド スパイダー GT』は、シャフトではなくヘッド側でブレを抑えるという、もう一つの答えです。
正直に言うと、シャフト交換に4万円出すなら、このパターを買った方が確実なケースは多いです。
交換用シャフトが活きるのは「今のヘッドをどうしても手放したくない」場合ですからね。
デメリットは、今のパターに愛着がある人には選べないことです。
■こんな人におすすめ
- パターごと買い替えてもいい人
- 確実にミスへの強さが欲しい人
シャフト交換を考える前に、一度検討してほしい選択肢です。
ピン|PLD ミルド
| タイプ | シャフト込みのパター |
|---|---|
| 素材 | スチール(標準) |
| ねじれにくさ | ヘッド側で対策 |
| 打感 | 上質 |
- シャフトの長さやライ角までフィッティングできる
- 交換より最初から合わせる方が確実
『ピン PLD ミルド』は、フィッティングで長さやライ角まで自分に合わせられるパターです。
実はシャフトの素材より、長さが合っているかの方がパット数への影響は大きいんですよね。
長すぎるパターは構えたときに手元が体から離れ、ストロークが安定しません。
デメリットは価格と、フィッティングに行く手間がかかることです。
■こんな人におすすめ
- 自分に合わせて作りたい人
- 長さが合っているか不安な人
本気でパターに投資するなら、まずここから考えたい選択肢です。
オデッセイ|ホワイトホット OG
| タイプ | シャフト込みのパター |
|---|---|
| 素材 | スチール(標準) |
| ねじれにくさ | 形状による |
| 打感 | 柔らかい |
- 標準シャフトで十分という現実解
- 浮いた予算をレッスンに回せる
『オデッセイ ホワイトホット OG』は、標準シャフトのままで長年結果を出してきた、定番中の定番です。
シャフト交換に4万円出す前に、本当にそこが問題なのかを疑ってほしいという意味で入れています。
2万円台で買えて、浮いた予算をレッスンに回す方が上達は早いかもしれません。
デメリットは、形状によっては慣性モーメントが低くミスに弱いことです。
■こんな人におすすめ
- シャフトにお金をかけたくない人
- 柔らかい打感で距離感を出したい人
標準シャフトで十分、という現実解です。
ピレッティ|パター
| タイプ | シャフト込みのパター |
|---|---|
| 素材 | スチール(標準) |
| ねじれにくさ | 形状による |
| 打感 | 上質 |
- 削り出しの質感と独自のネック形状
- ゴルフ場で被りにくい
『ピレッティ パター』は、削り出しの質感と独自のネック形状で、知る人ぞ知る存在のブランドです。
シャフトを交換するより、最初からバランスが練られた1本を選ぶという考え方ですね。
削り出しならではの打感の良さも、所有欲を満たしてくれます。
デメリットは取扱店が少なく、試打できる機会がほとんどないことです。
■こんな人におすすめ
- 人と違うパターを使いたい人
- ネック形状にこだわりたい人
定番から外れたい方に、静かにおすすめできます。
シャフト交換より先に確認したいこと
ここでは、数万円を払う前に見直すべきポイントについて解説します。
ここまでシャフトを紹介しておいて何ですが、パター性能に効く要素はシャフトの素材だけではありません。
- パターの長さが自分に合っているか
- グリップが太すぎ・細すぎないか
- ヘッド形状がストロークに合っているか
順番としては、長さ → グリップ → ヘッド形状 → シャフト素材で見直すのが合理的ですね。
シャフト素材は最後でいい、というのが正直なところです。
パターシャフトに関するよくある質問
最後に、パターシャフトについてよくある質問をまとめました。
- パターシャフトを交換すればパット数は減りますか?
-
減る人と減らない人がいます。効果があるのは「打点のばらつきによるブレ」だけなので、そこが3パットの原因になっている人には効きます。一方、距離感が合わずショートやオーバーを繰り返している人、ラインを読み違えている人には何の効果もありません。フェースにインパクトシールを貼って10球打ち、打点が散っているかどうかを先に確認してください。
- どのパターでも交換できますか?
-
できないパターもあります。ホーゼル(シャフトを差し込む筒状の部分)に挿すタイプなら交換できますが、ヘッドに直接溶接されているモデルや、シャフトがヘッドの途中から生えている特殊形状のものは交換できません。またライ角がずれる可能性もあるので、必ず現物をショップに見せて可否を確認してから購入してくださいね。
- スチールとカーボンはどちらがいいですか?
-
- 打点が散っている:カーボン(ねじれ剛性が高い)
- 硬質な打感が好き:スチールのまま
- 中間を取りたい:KBSなど高剛性スチール
スチールが劣っているわけではありません。長年これが標準だったのは、パターに必要な性能を満たしていたからです。
- 交換の工賃はいくらかかりますか?
-
5,000円前後が目安です。シャフト本体が3万〜5万円なので、トータルでは4万〜6万円を見ておく必要があります。これはパター本体が新品で買える金額なので、「同じ予算でパターごと買い替える」という選択肢と必ず比較してください。今のヘッドにどうしても愛着がある場合以外は、買い替えの方が確実なことも多いですよ。
- シャフトを軽くするとバランスは変わりますか?
-
変わります。シャフトが20〜40グラム軽くなると、相対的にヘッドが重く感じられ、振り子のテンポが変わります。今までと同じ感覚で打つと距離が合わなくなるので、慣れるまで数ラウンドかかると考えてください。対策として重めのグリップでバランスを取り直す方法もあるので、装着時にショップで相談するのがおすすめです。
まとめ
今回はパターシャフトのおすすめをご紹介しました。
選ぶコツは以下の3つです。
- 素材(スチールかカーボンか)
- 自分のパターに装着できるか
- 交換する目的がはっきりしているか
ポイントを押さえるだけで、数万円を無駄にせずに済みますよ。
ただ、正直に言えばシャフト素材は優先順位としては最後です。
長さとグリップを見直すだけで、数千円で解決してしまうケースも珍しくありません。
それでも残ったブレを消したくなったときが、シャフトに手を出すタイミングですね。
ぜひインパクトシールで打点を確認してから、本当に必要かどうかを判断してみてくださいね。







