この記事では、ダスティンジョンソンのセッティングについて紹介しています。
「ツアー屈指の飛ばし屋・DJって、どんなクラブを使っているんだろう?」
「あの飛距離とアイアンの精度を支えているセッティングを知りたい」
こんなふうに思っていませんか?
ダスティン・ジョンソン(DJ)は、平均ドライバー飛距離が300ヤードを超えるツアー屈指のロングヒッターでありながら、メジャー2勝・世界ランキング1位を長く務めた完成度の高いプレーヤーです。その飛びと正確さを支えているのが、無駄をそぎ落としたシンプルなクラブセッティングなんですよね。
そこで今回は、公表情報をもとにダスティンジョンソンの最新クラブセッティング14本を、ドライバーからアイアン・ウェッジ・パター・ボールまで種類ごとに解説していきます。
各クラブの特徴やアマチュアが取り入れやすいポイントもまとめているので、ぜひクラブ選びの参考にしてみてくださいね。
特に注目は『テーラーメイド P730 DJ Proto アイアン』
DJ本人の要望で仕上げられたマッスルバックの特注モデルで、彼のあの強く低い弾道とグリーンでの止まりを生み出している一本です。
ツアープロらしいシャープな操作性を求める方は、まずここからチェックしてみてくださいね。
ダスティン・ジョンソンのクラブセッティング一覧

ここでは、ダスティン・ジョンソンの14本のクラブセッティング全体像について解説します。
まずは全体をざっと把握できるように、公表情報(2025年PGAチャンピオンシップ時点)をもとにした一覧表を用意しました。
| クラブ | モデル | ロフト・番手 | シャフト |
|---|---|---|---|
| ドライバー | テーラーメイド Qi35 | 10.5度(調整して使用) | Fujikura Ventus Black 6 X |
| フェアウェイウッド | テーラーメイド Qi10(3HL) | 16.5度 | Fujikura Ventus Black 9 X |
| フェアウェイウッド | テーラーメイド ステルス | 21度(7W)・24度(9W) | LA Golf プロト |
| アイアン | テーラーメイド P730 DJ Proto | 5〜PW | Dynamic Gold Tour Issue X100 |
| ウェッジ | クリーブランド RTZ Tour Rack | 50・54・58度 | KBS Tour Custom Black 120 S |
| パター | L.A.B. GOLF OZ.1 | – | – |
| ボール | テーラーメイド TP5x | – | – |
ドライバーからアイアンまでテーラーメイドを軸にしつつ、ウェッジはクリーブランド、パターはL.A.B.と、性能で選んだ「いいとこ取り」のセッティングになっているのが特徴です。
ダスティン・ジョンソンの使用ドライバー
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用ドライバーについて解説します。
テーラーメイド|Qi35 ドライバー
| ロフト角 | 10.5度(調整して使用) |
|---|---|
| ヘッド体積 | 460cc |
| シャフト | Fujikura Ventus Black 6 X |
| タイプ | 低スピン・強弾道 |
- 低スピンで強く伸びる弾道を生むツアーモデル
- DJの代名詞である「フェード」と相性が良い
DJが使用するドライバーは、テーラーメイドの『Qi35』です。ロフト表記は10.5度ですが、スリーブ調整で実際のロフトを立てて使っているとされ、ツアー屈指の強弾道を生み出しています。
シャフトは中元調子で手元がしっかりする「Fujikura Ventus Black 6 X」を装着。ヘッドスピード50m/s近いDJのパワーを受け止め、インパクトで無駄な暴れを抑えて方向性を安定させています。
アマチュアがそのままコピーするのは難しいハードなスペックですが、「低スピンで強い弾道を打ちたい」という方向性の参考にはなりますね。
ダスティン・ジョンソンの使用フェアウェイウッド・ユーティリティ
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用フェアウェイウッドとユーティリティ事情について解説します。
DJのセッティングで面白いのは、ユーティリティ(UT)を入れず、代わりに7番・9番といった高番手ウッドを組み込んでいる点です。ロングアイアンやUTよりも高く上がって止まるウッドで、ロングホールやパー3を攻略しているんですね。
テーラーメイド|Qi10 フェアウェイウッド
| 番手 | 3W(HLモデル) |
|---|---|
| ロフト角 | 16.5度 |
| シャフト | Fujikura Ventus Black 9 X |
| タイプ | 直進性の高い高初速FW |
- 16.5度のやや立ったロフトで飛距離を稼ぐ3W
- ティーショットの2打目でも使える直進性
3番ウッドにはテーラーメイドの『Qi10(3HL・16.5度)』を使用しています。標準的な3Wより少し多めのロフトで、上がりやすさと方向安定性を確保したセッティングですね。
16.5度という設定は、飛距離を欲張りすぎずに「確実に飛ばす」ための現実的な選択で、アマチュアが3Wの当たりに悩んでいるなら、ロフトを増やす発想はそのまま真似できるポイントですよ。
テーラーメイド|ステルス フェアウェイウッド
| 番手 | 7W・9W |
|---|---|
| ロフト角 | 21度・24度 |
| シャフト | LA Golf プロト |
| タイプ | 高弾道ハイロフトウッド |
- UTの代わりに7W・9Wを2本入れる珍しい構成
- 高く上がってグリーンでピタッと止まる
7番・9番ウッドにはテーラーメイドの『ステルス』(21度・24度)を使用しているとされます。DJはロングアイアンやユーティリティを抜き、この2本のハイロフトウッドでロングゲームを組み立てているんですね。
近年はPGAツアーでもこの「ハイロフトウッド化」がトレンドになっていて、長い距離を高弾道で運びたいアマチュアにもUTからの乗り換え候補としておすすめできる構成です。ロングアイアンが苦手な方ほど恩恵は大きいですね。
ダスティン・ジョンソンの使用アイアン
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用アイアンについて解説します。DJのアイアンは、彼のプレースタイルを象徴する重要なクラブです。
テーラーメイド|P730 DJ Proto アイアン
| 番手 | 5番〜PW |
|---|---|
| ヘッド形状 | マッスルバック(軟鉄鍛造) |
| シャフト | Dynamic Gold Tour Issue X100 |
| タイプ | 操作性重視のプロ仕様 |
- DJ本人の要望で仕上げた特注マッスルバック
- 強く低い弾道と抜群の操作性を両立
DJのアイアンは、テーラーメイドの『P730 DJ Proto』です。市販のP730をベースに、DJ本人の細かな要望を反映して仕上げられた特注のマッスルバック(=ヘッド裏が肉厚な、操作性重視のアイアン形状のことです)ですね。
シャフトはツアー最重量級の「Dynamic Gold Tour Issue X100」。1本あたり約130gと非常に重く硬い設定で、DJの強烈なパワーでも吹け上がらず、方向性がブレない土台になっています。
もちろんマッスルバックはスイートエリアが狭く、アマチュアが扱うにはシビアです。ただ、「アイアンで弾道を操りたい」という上級者にとっては、DJのこだわりが詰まった究極のお手本と言える一本ですよ。ダスティンジョンソンのアイアン哲学が最も色濃く出る部分です。
ダスティン・ジョンソンの使用ウェッジ
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用ウェッジについて解説します。
クリーブランド|RTZ Tour Rack ウェッジ
| ロフト角 | 50度・54度・58度 |
|---|---|
| ソール | MID/LOWバウンス |
| シャフト | KBS Tour Custom Black 120 S |
| タイプ | スピン性能重視のツアーウェッジ |
- スピン性能に定評のあるクリーブランド最新ウェッジ
- 50・54・58度の3本で距離を丁寧に刻む
ウェッジはクリーブランドの『RTZ Tour Rack』(50・54・58度)を使用しているとされます。ドライバーやアイアンはテーラーメイドですが、ウェッジは”スピンのクリーブランド”を選んでいるのがDJらしい実利重視の判断ですね。
50・54・58度と4度刻みで揃えることで、100ヤード以内の距離の階段を細かく作り、フルショットとコントロールショットを打ち分けています。
ロフトの組み方はアマチュアの参考にもなり、ピッチングとの流れを考えると50度から入れる3本構成はとても実戦的ですよ。
ダスティン・ジョンソンの使用パター
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用パターについて解説します。
L.A.B. GOLF|OZ.1 パター
| タイプ | マレット(センターシャフト系) |
|---|---|
| 技術 | Lie Angle Balance(フェース向き自動維持) |
| グリップ | L.A.B. Press Pistol |
| 特徴 | ヘッドが返りにくく直進性が高い |
- 話題のL.A.B.独自バランス技術を搭載
- ストローク中にフェースがブレにくい
DJは近年、パターをL.A.B. GOLFの『OZ.1』に変更しました。長年テーラーメイドのスパイダー系を使っていましたが、パッティングの安定を求めて話題のL.A.B.に乗り換えた形ですね。
見た目は独特ですが、「フェースが勝手に返らない」安心感は、DJのようにパワーで押していくタイプの選手にも好相性だったようです。
ショートパットのプッシュ・引っかけに悩むアマチュアにも注目されているブランドなので、パッティングの再現性を高めたい方はチェックしてみる価値がありますね。
ダスティン・ジョンソンの使用ボール
ここでは、ダスティン・ジョンソンの使用ボールについて解説します。
テーラーメイド|TP5x
| 構造 | 5ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ウレタン |
| 打感 | ややしっかりめ(ファーム) |
| 弾道 | 高弾道・高初速 |
- 5層構造で飛距離とスピンを高次元で両立
- 2種あるTP5のうち高弾道・高初速の「x」を選択
DJが使うボールは、テーラーメイドの『TP5x』です。TP5シリーズには標準の「TP5」と高弾道・高初速の「TP5x」があり、DJはよりしっかりした打感で飛ぶ「x」を選んでいます。
打感はしっかりめで弾き感が強いため、ヘッドスピードが速く、強い弾道で押していきたいゴルファーと相性が良いボールです。
アマチュアでもヘッドスピードに自信がある方や、高い弾道でグリーンを上から攻めたい方は、一度試してみる価値がありますよ。
ダスティン・ジョンソンのセッティングに関するよくある質問
最後に、ダスティン・ジョンソンのクラブセッティングについてよくある質問をまとめました。
- ダスティン・ジョンソンのアイアンは何を使っていますか?
-
公表情報では、テーラーメイドの『P730 DJ Proto』(5番〜PW)を使用しています。市販のP730をベースにDJ本人の要望で仕上げた特注のマッスルバックで、シャフトはDynamic Gold Tour Issue X100です。強く低い弾道と高い操作性が特徴の、上級者向けモデルですね。
- ダスティン・ジョンソンはなぜユーティリティを入れないのですか?
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ユーティリティの代わりに7番・9番ウッド(21度・24度)を入れているためです。ハイロフトのウッドはUTよりも高く上がって止まりやすく、ラフからのミスにも強いという利点があります。近年のPGAツアーでも増えている構成で、ロングアイアンが苦手なアマチュアにも参考になる考え方です。
- ダスティン・ジョンソンのドライバーのロフトは何度ですか?
-
テーラーメイド Qi35で、表記ロフトは10.5度ですが、スリーブ調整でロフトを立てて使っているとされています。ヘッドスピードが速く低スピンで飛ばすDJならではのセッティングで、シャフトは手元がしっかりするFujikura Ventus Black 6 Xを装着しています。
- ダスティン・ジョンソンのセッティングをアマチュアが真似してもいいですか?
-
そのままのコピーはおすすめしません。ドライバーやアイアンのシャフトは非常に重く硬いプロ仕様で、一般的なヘッドスピードでは振り切れずかえって飛距離を落とす可能性があります。ただし「3Wのロフトを増やす」「UTの代わりに高番手ウッドを使う」「ウェッジを4度刻みで揃える」といった考え方は、アマチュアでも十分に取り入れられますよ。
まとめ
今回は、ダスティン・ジョンソンのクラブセッティングを種類ごとに解説しました。
DJのセッティングのポイントは、以下の3つに集約されます。
- 低スピン・強弾道を軸にしたドライバーとアイアン
- UTを外し、高番手ウッドでロングゲームを易しく
- ウェッジ・パターは性能で選んだ他社モデルを併用
ブランドにこだわらず、一本一本を「最も結果が出る道具」で揃えているのが、世界の頂点を極めたDJらしい考え方ですね。
特にアイアンの『P730 DJ Proto』は、彼の強い弾道を生む核となるクラブです。
スペックをそのまま真似るのは難しくても、ロフト構成やクラブの選び方には、アマチュアが自分のセッティングを見直すヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、あなたのクラブ選びの参考にしてみてくださいね。







