この記事では、ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールのおすすめについて書いています。
「歳のせいか、最近ドライバーが飛ばなくなってきた…」
「ボールを変えるだけで飛ぶようになるなら試したいけど、どれを選べばいいんだろう?」
こんなふうに思っていませんか?
ゴルフボールは「潰して飛ばす」道具なので、ヘッドスピードが足りないと、そもそもボールが潰れずに飛距離をロスしてしまうんですよね。
裏を返せば、自分のヘッドスピードで潰せるボールに替えるだけで、スイングを変えずに飛距離が戻ることがあります。
そこで今回は、ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールのおすすめ8選と、低圧縮ボールの選び方をご紹介していきます。
選び方のポイントやよくある質問も解説しているので、ぜひボール選びの参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
Callaway(キャロウェイ)
キャロウェイ E・R・C SOFT
コンプレッション60前後の柔らかいコアで、ヘッドスピード40m/s以下でもしっかり潰して初速を出せる一方、グリーン周りではウレタン系カバーがきちんと止めてくれます。
「飛ばしたいけどアプローチも捨てたくない」という欲張りな要求に応えてくれるので、1球で全部まかないたい方はまずチェックしてみてくださいね。
ヘッドスピードが遅い人のボールの選び方

それではさっそく、ヘッドスピードが遅い人のボールの選び方をご紹介していきます。
ボール選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- コンプレッション(圧縮率)が低いか
- 構造は2ピースか3ピースか
- アプローチのスピンをどこまで求めるか
コツを理解するだけで、誰でも簡単に自分に合ったボールを見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
コンプレッションで選ぶ
ヘッドスピードが遅い方のボール選びは、コンプレッションを確認するのが最初のポイントです。
目安としては以下を参考にしてみてください。
- ヘッドスピード35m/s未満:コンプレッション50以下
- ヘッドスピード35〜40m/s:コンプレッション50〜70
- ヘッドスピード40m/s以上:コンプレッション70〜90
つまり、「ヘッドスピードが遅い=コンプレッションの低いボールを選ぶ」で間違いありません。
ツアーボールが1ダース7,000円もするからといって、それが自分に合うとは限らないんですよね。
実際に打ち比べると、硬すぎるボールは打感が「カチッ」と硬いだけで、弾道も低く失速しますよ。
構造で選ぶ
ヘッドスピードが遅い方は、ボールの構造にもこだわりましょう。
構造ごとの特徴は以下の通りです。
- 2ピース:コアが大きく飛距離重視。価格も安い
- 3ピース:飛距離とスピンのバランス型
- 4〜5ピース:硬めでヘッドスピードが速い人向け
なかでも、迷ったら「柔らかい2ピース」から試すのが無難です。
価格も1ダース3,000円前後と手頃なので、合わなくても痛手が小さいですからね。
スピン性能とのバランスで選ぶ
飛距離だけを求めると、グリーンで止まらないボールになってしまう点には注意が必要です。
具体的には以下のような使い分けがおすすめです。
- とにかく飛距離が欲しい:飛び系2ピース
- 飛距離もアプローチも欲しい:ソフトな3ピース
- 100切りを目指す段階:まず飛距離優先でOK
「飛ばないから2打目が長くなり、結局スコアが崩れる」という段階なら、素直に飛距離優先で問題ありません。
グリーンを直接狙える距離が増えてから、スピン性能を考えても遅くないですよ。
ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールのおすすめ8選

ここからは、ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールのおすすめを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
キャロウェイ|E・R・C SOFT
| 構造 | 3ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ハイブリッドカバー |
| コンプレッション | 60前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 36〜43m/s |
- 低コンプレッションなのにアプローチも止まる
- 飛距離とスピンの両立という難題を解いた1球
『キャロウェイ E・R・C SOFT』は、柔らかいコアで飛ばしながら、グリーン周りのスピンも確保した欲張りなボールです。
実際に打ってみると、ドライバーの打感は驚くほど柔らかいのに、弾道はしっかり高く上がってくれます。
「飛距離は欲しいけどアプローチも捨てたくない」という要求に、1球で応えてくれるのが最大の強みですね。
価格は1ダース5,000円前後とツアーボールより安く、飛び系ボールとしては標準的です。
■こんな人におすすめ
- 飛距離とスピンをどちらも諦めたくない人
- ヘッドスピード36〜43m/sの人
「1球で全部まかないたい……」そんなあなたに一番おすすめのバランス型です!
ダンロップ|ゼクシオ プレミアム
| 構造 | 3ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 50前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 30〜40m/s |
- ヘッドスピードが遅い層に特化した国産の定番
- コンプレッション50前後の圧倒的な柔らかさ
『ダンロップ ゼクシオ プレミアム』は、「ヘッドスピードが落ちてきたゴルファー」を明確なターゲットに開発された国産ボールです。
ゼクシオはクラブで有名なブランドですが、ボールも同じ思想で作られていて、とにかく非力な人が楽に飛ばすことに全振りしています。
正直にデメリットも書くと、1ダース8,000円台とこの記事で紹介する中では最も高価です。
アイオノマーカバーなのでアプローチのスピンも控えめで、価格に対してスピン性能を期待すると肩透かしを食らいます。
■こんな人におすすめ
- ヘッドスピード35m/s前後のシニア・女性
- 価格より飛距離を優先したい人
飛距離の低下に本気で悩んでいるなら、一度は試す価値のある1球です。
ブリヂストン|TOUR B JGR
| 構造 | 3ピース |
|---|---|
| カバー素材 | ウレタン |
| コンプレッション | 65前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 38〜44m/s |
- ウレタンカバーなのに飛び系という珍しい設計
- インパクトで一瞬硬くなり初速を稼ぐ独自技術
『ブリヂストン TOUR B JGR』は、「飛び」に特化しながらウレタンカバーを採用した、ブリヂストンの主力ボールです。
ウレタンカバーなので、飛び系でありながらアプローチのスピンもきちんとかかります。
コンプレッションは65前後と、この記事で紹介する中ではやや硬めです。
ヘッドスピード35m/s以下の方には少し硬く感じるので、38m/s以上ある方向けと考えてください。
■こんな人におすすめ
- ヘッドスピード38〜44m/sの人
- 国産ブランドの安心感が欲しい人
「飛ばしたいけどウレタンの打感も譲れない」という方にハマる1球ですね。
キャロウェイ|SUPERSOFT
| 構造 | 2ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 40前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 30〜38m/s |
- コンプレッション40前後という屈指の柔らかさ
- 1ダース4,000円前後のコストパフォーマンス
『キャロウェイ SUPERSOFT』は、その名のとおり「超柔らかい」ことに全振りした2ピースボールです。
2ピース構造でコアが大きいため、少ない力でもボールがよく上がって前に進んでくれます。
デメリットは、アイオノマーカバーなのでアプローチのスピンは期待できないことですね。
グリーンに落ちてからよく転がるので、手前から転がして寄せる作戦に切り替える必要があります。
■こんな人におすすめ
- ヘッドスピード30〜38m/sの人
- ボール代を抑えたい人
「まず低圧縮ボールを体験してみたい」という最初の1ダースに最適です。
スリクソン|ソフトフィール
| 構造 | 2ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 60前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 33〜40m/s |
- 国産ブランドで1ダース3,000円台の実力派
- 柔らかい打感で距離感も出しやすい
『スリクソン ソフトフィール』は、柔らかい打感と手頃な価格を両立した、国産の定番2ピースボールです。
コンプレッション60前後で、ヘッドスピード33〜40m/sあたりに素直にフィットします。
飛び系のような極端な設計ではないぶん、弾道も方向性も素直で扱いやすいのが好印象です。
逆に言えば「劇的に飛ぶ」という性格ではないので、飛距離アップを最優先するなら他の選択肢がありますね。
■こんな人におすすめ
- ボールをよくなくすので単価を抑えたい人
- クセのない素直なボールが好きな人
コスパと打感のバランスで選ぶなら、まず候補に入る定番ですよ。
タイトリスト|TRUFEEL
| 構造 | 2ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 60前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 33〜40m/s |
- タイトリストの品質を4,000円前後で
- 2ピースながらグリーン周りの直進性が高い
『タイトリスト TRUFEEL』は、PRO V1で有名なタイトリストが手がける、柔らかくて手頃な2ピースボールです。
柔らかいコアで飛ばしつつ、パターの転がりが安定しているのが隠れた美点です。
デメリットはやはりアプローチのスピンで、ウレタンカバーのボールに比べると明確に落ちます。
とはいえこの価格帯でタイトリストの安心感が手に入るのは大きな魅力ですね。
■こんな人におすすめ
- ブランドの安心感を手頃な価格で得たい人
- ボールごとの個体差が気になる人
「いつかPRO V1を使いたい」という方の入口としてもぴったりです。
ホンマ|D1
| 構造 | 2ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 55前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 30〜40m/s |
- 1ダース2,000円台という圧倒的な安さ
- 安さの割に柔らかく素直に飛ぶ
『ホンマ D1』は、「1ダース2,000円台」という価格で圧倒的な支持を集める、コスパ最強クラスのボールです。
実際に打ってみると、「2,000円台のボール」と言われなければ気づかないくらい素直に飛びます。
正直にデメリットも書いておくと、カバーが傷つきやすく耐久性は高くありません。
とはいえこの価格なら1ラウンドごとに新品を使っても惜しくないので、そもそも耐久性を気にする必要がないとも言えますね。
■こんな人におすすめ
- とにかくボール代を抑えたい人
- OBや池が多くてボールがすぐなくなる人
「高いボールをなくすのが怖い……」そんな悩みを解決してくれる、庶民の味方です!
ブリヂストン|EXTRA SOFT
| 構造 | 2ピース |
|---|---|
| カバー素材 | アイオノマー |
| コンプレッション | 50前後 |
| 推奨ヘッドスピード | 30〜38m/s |
- コンプレッション50前後で3,000円前後
- 柔らかさと価格のバランスが良い国産
『ブリヂストン EXTRA SOFT』は、柔らかさと価格のバランスに優れた、ブリヂストンの入門向け2ピースボールです。
タイヤメーカーであるブリヂストンのゴム技術が、低価格帯でもしっかり効いているのを感じられます。
アプローチのスピンは控えめですが、そもそもこの価格帯にそれを求める人はいないでしょう。
「安いけど国産の安心感は欲しい」という、ちょうどいい落としどころの1球ですね。
■こんな人におすすめ
- 3,000円前後で柔らかいボールが欲しい人
- ゼクシオは高すぎると感じる人
価格と性能の落としどころを探しているなら、有力な選択肢になりますよ。
ボールを替えるとどれくらい飛距離が変わるのか
ここでは、ボール交換による飛距離の変化の目安について解説します。
期待を持たせすぎないように、正直な数字を書いておきます。
とはいえ、10ヤードは1番手ぶんの差です。
2打目が7番アイアンから8番アイアンに変わるなら、グリーンに乗る確率は確実に上がりますよね。
しかもスイングを1ミリも変えずに、次の1ダースを選び直すだけで得られる差です。
クラブの買い替えが数万円かかることを思えば、費用対効果はかなり高いと言えます。
ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールのよくある質問
最後に、ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールについてよくある質問をまとめました。
- 自分のヘッドスピードがわからないのですが、どう選べばいいですか?
-
ドライバーの飛距離から逆算できます。おおよそ「ヘッドスピード×5.5ヤード」が目安なので、200ヤード飛ぶ方なら36m/s前後、220ヤードなら40m/s前後です。正確に知りたい場合はゴルフショップの試打室で無料または数百円で測れますよ。1球だけでなく10球ほどの平均で判断してください。
- 柔らかいボールにすると飛距離が落ちませんか?
-
ヘッドスピードが遅い方なら、むしろ逆です。ボールは潰れて元に戻る力で飛ぶので、潰せない硬さのボールではエネルギーが伝わらず初速が出ません。「柔らかいと飛ばない」というのはヘッドスピードが45m/s以上あるハードヒッターの話で、40m/s以下の方には当てはまらないんですよ。
- コンプレッションはどこで確認できますか?
-
- メーカー公式サイト:製品ページに記載があることが多い
- 商品名:SOFT・SUPERSOFTなど名前で判断できる場合も
- パッケージ:推奨ヘッドスピードが書かれていることも
なお公表していないメーカーもあります。その場合は「SOFT」と名前についているモデルを選べば、まず低圧縮だと考えて問題ありません。
- 非公認の「飛ぶボール」を使えばもっと飛びますか?
-
確かに飛びますが、競技では失格になりますし、公式ハンディキャップの提出もできません。友人とのプライベートラウンドで割り切って使うぶんには問題ありませんが、同伴者に一言伝えておくのがマナーですね。まずは公認球の中で自分に合う低圧縮ボールを探す方が、遠回りに見えて確実だと思いますよ。
- ロストボール(中古球)でも大丈夫ですか?
-
練習ラウンドなら十分使えます。ただし池から回収されたボールは水を吸って性能が落ちている可能性があり、飛距離が数ヤード落ちるという検証結果もあります。ここで紹介したボールは1ダース2,000〜4,000円台のものが多いので、わざわざ中古を選ぶメリットは小さいかもしれませんね。
まとめ
今回はヘッドスピードが遅くても飛ぶボールをご紹介しました。
自分にぴったりのボールを選ぶコツは以下の3つです。
- コンプレッション(圧縮率)が低いか
- 構造は2ピースか3ピースか
- アプローチのスピンをどこまで求めるか
ポイントを押さえるだけで、自分に合うボールがグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どれもヘッドスピードが遅くてもしっかり潰せる、低圧縮のモデルばかりです。
「飛ばなくなった」と感じているなら、その原因はスイングではなくボールが硬すぎるだけかもしれません。
ぜひ次の1ダースは柔らかいボールを試して、失った飛距離を取り戻してみてくださいね。








